日別アーカイブ: 2016年9月21日

人は動かず

朝6時。気温19度。晴れ。最高気温26度。久しぶりの日差し。

農園に到着するとFさんすでに採卵中ありがたかった。少し採卵を手伝い小野田市内へ車を走らせる。

13時前農園へ戻ると、手際よく選別されパック詰めを待つタマゴがズラリ。水曜日の朝から配達へ出るようになりF井さんには2時間勤務時間を延長していただいた。

年を重ねる事、少なくならなければいけない労働を増やし申し訳ないが、本日も感謝。

午後から採卵するIさん。私の帰る時間を気遣ってか、いつもより10分ほど作業場にタマゴを持って帰る時間が遅い。できるだけ採り残しがないようの配慮だと感じる。

明日は祝日、バスの都合でいつもより早く仕事を終えなくてはいけない事を彼女自身理解しているようで「もうひと頑張り」の仕事をして笑顔で農園を出る。

何もかも当たり前のようで、当たり前ではない一日に感謝。

20歳から勤務した長崎の小さな福祉工場で貴重な体験をさせていただき、今の自分があると思う。

悩み事も多かった時期、障害者雇用促進協会の研修に出席した際、山本五十六の言葉に出会い深く心が動いた。

やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、
ほめてやらねば、人は動かず。

以前とは年齢も環境、仕事も立場も変わったが、今、自分が共に働く仲間に対してどうか。と姿勢を正す。

今日も一日ありがとうございました。

あだちまさし。