朝6時。気温19度。晴れ。最高気温26度。日差しはキツイが爽やかな秋晴れ。
8時すぎまで農園の仕事を手伝い配達へ出掛けた。各鶏舎、鶏もすごぶる元気で餌もガッツリ食べている。
食べない時期に比べると気持ち良い「食いっぷり」。今度は夏場と逆の苦労になるが、しっかり食べた分、タマゴの中身は充実してくる時期。
お客さまに喜んでいただけるタマゴをお届けできるよう。鶏さんに頭を下げながら採卵した。
200キロ強の周南便で15時ごろ伺う美東町の「三和さま」
衣料品店という呼び名は的確でなく、ブティックと言って良いものか、このあたりのセンスに私は疎い。
風水で「大寒タマゴを食べると金運が良くなる」と言われているそうであるが、この「大寒タマゴ」を随分前からスポットで大量注文いただいていた。
昨年から毎週金曜日の定期注文になり、三和さまを経由して常連のお客さまへタマゴをお届けしている。
店内は美東町で「キレイ」になりたり女性が集まるサロンになっており、これまた私に縁のないエステなども併設され賑わっている。
農園のご近所にお住まいのご婦人も見かけること多々あり。美を保たれる女性のネットワークの凄さを感じる。
定期的にイベントをされ、今日は「筆圧鑑定士」の女性が鑑定中。
毎回、代金を受け取るわずか間、お茶を楽しんでおられるお客さまとタマゴの話題になる。
少し前まで、このあたりで庭先で鶏を飼っている家庭は珍しくなかったと聞いている。
産みたてホカホカのタマゴを鶏小屋から拾い、アツアツご飯にかけて食べたとか、夏場の仕事や鶏の様子も気遣っていただいた。
今日、年配の女性が「涼しくなってタマゴの張りが戻ってきたねぇ」と玄人評価をいただく。
理解があるお客さまの一言が心から嬉しかった。
生産現場での苦労、お客さまから感謝のお礼。どちらも経験した人にしか分からない醍醐味がある。
今日も一日、ありがとうございました。
あだちまさし。