金曜日は母の日


ラジオ「鎌田實・命の対話」3時間番組を聴きながら走った。涙がとまらず佐波川土手にとまった。
鎌田先生が口蹄疫農家を励ましに宮崎を訪れた。農家は当日が殺処分の日だった。前夜から牛の出産で家族は慌ただしく朝をむかえた。子牛と母牛に家族でリボンをつけた。同じ場所に眠らせてもらう目印を。
白鳥の処分はまったく理解できないけれど、お世話された飼育担当のみなさん。処分に立ち合われた人の心のいたみはいかばかりかと察した。涙で運転ができなくなった。
午後から母にあいに行った。ベッドに腰をおろして床に足をつけていた。愛犬「はな」は真砂恵(次女で名前は母命名)が短大生のときに飼いはじめたことを話した。記憶はわたしより正確。天ぷらが食べたいと所望するから、近いうちに揚げたてを食べさせる約束をした。次女の家は歩いても近い。