愛犬よたよた


ここ半月で愛犬の体力がどんどん低下している。階段は抱いて昇降。よたよた歩きながらの排便もある。食欲は激減。それでも腹はどんどん大きくなる。
きょう獣医師に尋ねた。診ていないが腎臓・肝臓もしくは心臓に問題があると思う。腹水を外科的に抜くことは容易だが、原因を治療する必要がある。重ねて尋ねた「放置したら苦しみますか」
今朝の「視点・論点」は(胃ろう)について高齢者と長年向き合っている外科医が10分語った。安らかに命を終えることと、生かす技術の医療を現場目線で話された。
もちろん高齢のわたしの母のことを重ねて聴いたが、片ほうの耳では愛犬のことも考えた。ご高齢の夫婦。奥さまが口から食べられなくなったとき、医者がすすめる、胃に栄養を入れる胃ろうを夫は断った。少しのスープや水さえもとれなくなり、それでも排尿はあり、安らかに命を終えられた。朝の番組で命の終わり方を考えた金曜日。
牧君、19日から福島原発で作業に就いている。