今夜はローマの休日

曽野綾子「人間にとって成熟とはなにか」
新書版2百ページを読むのに時間をかけている。生きる指標にしたいことが多く、内容を前後しながらわたしの内容にしたいと反復しているから。
今朝、配達まえにコーヒーをいれて正座で読んだところに、わたしが一番足りないところが見えたように感じた。
それは、クリスチャンの曽野綾子さんが信仰をもったことを喜ばれたところだった。
善いことをして、人に認めてもらわなくても神様が認めてくださる。
反対に、夜道でお金を拾いポケットに入れても人は見ていないが神様は見ておられる。
人や世間の評価に生きるのではない価値観をわかりやすく、わたしに問われた気がした。
さらに、人が評価しなければ自分から「こんな善行をした」というような話題をふりまく。
まさに私の人生を指摘された思いがした。

昨夜の録画は「鶴瓶の家族に乾杯」と「ローマの休日」今夜はローマの休日を再生2時間。
最初にこの作品をみたのは20年前、日曜日を挟んで宮崎の出張。都城市のホテルでなにも予定のない日曜日。フロントに無料貸し出しビデオがあると案内があった。暇をもて余す日曜日の午後、リストをながめて借りたいビデオを決めてフロントに行ったら若い女性が応対してくれた。決めたビデオのタイトルを言い出せなく、仕方なく「ローマの休日」を借りた。オードリーがとても可愛と思った。もう一度あの笑顔。