猪肉物語り


浪花寿司の荒川さんから「猪肉2キロ」を調達してほしい連絡が先月あった。美祢と三隅に小野の猟師をまわってみたけれど、年末までは獲れたが今年になって数が少ないという。わたしがつきあう猟師さんは売るより、親戚や日ごろお世話になっている人に「仁義」と称して配る。それでもあまったらわけてくれる。こちらもモモでも尻でもええというオーダーではなく、ロースの一番よいところを指定している。
荒川さんが「実は2月15日、下関掃除に学ぶ会で猪汁を計画しているのです」と先週うちあけてくださった。それならばなんとか手に入れたいと思うけれど、毎日猟師さんから獲れたという連絡はない。
きのう思いきって広島は庄原市の親友、林高正さんに(掃除仲間というより昔から酒のみ仲間)にメールしたら「連絡する」と返信があった。
今朝、林さんの仲間で通称は「らっきょ」の熊本さんが猟師さんの冷蔵庫の前から電話をしてきて話しがまとまった。糸賀さんから頼まれていた肉も手にはいった。
庄原の山奥スキー場で毎年一月、一万円ぐらいの参加費で猪肉食べ放題・酒は飲み放題・花火も打ち上げるという林さん企画の宴会に何度も参加した。一度は松村御大もご一緒してくださった。このときわたしは怪我をして雪道を救急車で三次の日赤まで搬送された思い出がある。林さんに熊本さんありがとうございます。