天気の予報は自己責任


農園には電気はきているけれど、電話線に水道管はきていない。農園そばの川は岩盤が露出している。つまり農園敷地の5メートル下は岩盤である。大金を費やし120メートル掘削したが出る水は少ない。鶏を飼えるだけの水量を確保するため広い面積をユンボで5メートル掘り井戸をつくり、周囲に砕石をいれて地下タンクをつくった。
携帯電話で吉部地域の気温を冬は何度も確認する。氷点下5度ぐらいで鶏舎の水回りは凍結し、時間の経過で破裂する。その苦い経験を積み重ねたあげく、予報は目安にして判断は自分でやる。いま午後7時。予報の気温はプラス。けれど実際は満天の星空で氷点下4度。井戸の水量はあるからしっかり排水をしてきた。
14時間勤務の木曜がやっとおわった。