古本屋とちがう!


牧君が「小林よしのり」ゴーマニズム宣言を30冊ちかく届けてくれ毎日読んでいる。ブックオフという古本屋で100円ぐらいで買えると彼は話した。山口市で足りないシリーズを求めてはじめて入った。
山口市では金子書房という古本屋があり何度か通ったが、いまのそれは普通の書店と同じ雰囲気だった。欲しかった3冊を315円で買った。ついでに成人コーナーも探検した。
2005年、青山学院高等部の女子生徒が、元ひめゆり学徒隊の語り部の体験談を「わたしは退屈で飽きた」と言い世論は騒いだ。わたしも不謹慎な女だと腹がたった。しかし小林よしのりは、わたしのような受け取りかたを「女子学生の発言を、そのような感じ方は許さない」と感受性まで統制する平和が好きかと問うてくる。
場面を身近にするならば、鍵山先生の講演に、退屈で飽きたと感想を表明したようなとき、その感想を排除しない、ひとつの感想として受け入れるわたしを問われた。まさに金子みすずの世界。小林さんはマンガで大切な視点を教えてくれる。
田舎に泊まろうという番組で島根県横田町が舞台になり予約した。田舎の人情に何度も涙がでた。藤野先生おくさまの郷里。藤野先生家族をむかえて見たい。