日別アーカイブ: 2014年8月17日

母は愚痴や不足が出て元気

昨夜、9時までには寝ようと最後のグラスにした。ラジオをつけたら古市実寿さんと半藤一利さんの対談(テーマは戦後の日本)古市さんは学生時代からテレビ討論で知っており、最近は世界の戦跡を訪ねた出版本をされ読んだ。
半藤一利さんも論客で、映画でみるとその日、どれだけたくさんの人が責任をとり、多くの人が日本がなくならないよう行動したかを「日本のいちばん長い日」であらわされた。
聴き応えある内容で9時になった。番組録画予約をしていた「芙蓉の人」がはじまり、最後、竹内まりや(深秋)まで楽しんだ。
新田次郎の原作は、若いときから何度も読んでおり、テレビ放映は活字にはせまれない。けれども、わたしの読み方は「個人の力が国家を動かした」ところにあるので、そこを観たいと思っている。

朝4時、今朝は目覚ましで起こされた。
藤野先生お薦め番組。昨夜のEテレ「哲子の部屋」を昨夜録画したので再生。
はじめておめにかかる哲学者、國分功一郎(40歳) 先生が展開される哲学はわたしにも理解できるほど平易で、マンネリの日常生活ほど楽に生きていることはなく、そのときは思考がとまっている。
わたしなりに理解したのは、いつもの配達コースを変えたとき、逆に走ったとき見える風景は新鮮になる。日ごろは漫然と走り見えていない。鍵山先生の「視点をかえる」に通じるように思えた。
次回は、来週の土曜日深夜。

朝8時。母の朝食に行った。おしっこの管以外は全部とれ顔に生気がよみがえった。
さまざまな愚痴や不足を言葉にする。わたしが病室で泊まれば治ると言う。さびしい気持ちが、治らないのはわたしのせいにさせる。
ベッドを起こしテーブルを運んで来て朝食が始まった。自力でスプーンで食べることが原則。残しようが多ければ職員が食べさせる。梅干しのお粥がおいしいらしい。

山口市内の配達と散髪をすませて農園にもどり昼食。2本の缶ビールが猛烈に眠気を誘い、2時間ちかく床に転がっていた。運転疲れのリセットかもわからない。