日別アーカイブ: 2014年8月14日

長い木曜日おわり

3時に起きて、昨夜録画予約したNHKスペシャル「狂気の戦場ペリリュー(忘れられた島の記録)」60分番組をみた。
4時すぎ、お月さまの明かりで草刈りができそうなので「6時に朝飯」と家内に頼んで、約2時間草刈りに汗を流した。
木曜日のスタートは6時半。お盆休みで国道はすいすい走れた。いつもより1時間早く「浪花」に着いた。
先日、藤野先生から「数学者の森田真生先生の本(みんなのミシマガジン森田真生号)」が出ます。書店販売はありません。必要なら申し込みください。サインをいただきます。
まだよくわからない世界のことではあるが、能楽師の安田先生が来られたとき、浪花の荒川さんが遠路聴講に吉部まで来られた理由のひとつに、お嬢さんの知恵さんが安田先生ファンで著書「あわいの力」を購入されており「安田先生のサインが欲しい」で本を持参された。
ならば、森田先生もご縁があろうと藤野先生に「荒川知恵」でサイン本をお願いした。それを今朝お渡しした。午後3時前、受けとった知恵さんから(お会いしたことはない)電話をいただいた。
一番読みたい本でした!森田先生の博多教室には通っています。書店販売がなく、サイン本をいただき感激しています!
これほど喜んでいただき驚いた。正直。
実は、私も吉野さんも脳ミソが痛いぐらいこの本はわからない。たぶん今村さんも同じと思う。吉野さんと「3回は読んでみよう」

下関のお客さまからパンと缶コーヒーをいただいた。わたしは食べないし飲まないのでそのまま走った。
菊川町の田舎でよく見かける白い野良犬が道路を歩いていた。パンを持っておりて呼んだだが来ない。がパンは気にしている。道路の縁石に包装をはずして置いて少し走って振り返ると食べていた。ハッピーも、たくさんの人から善意の食べ物をもらって子育てをした。
太郎さんの歯肉炎が化膿している。美祢市の獣医さんが診療所にいたので化膿どめ内服薬を10日ぶん買った。
下関に向かうラジオで沖縄戦当時6歳だった男性が当時を語られた。
28歳の母に連れられ、1歳の妹、3才の弟4人で鉄の暴風雨のなか、摩文仁まで逃げた。おおきなガマ(鍾乳洞)があり入ろうとすると「泣く子は入れない」と兵隊に断られた「この子は泣きませんから」と自分だけをガマに入れて母は子供ふたりを連れて防弾の雨のなかに消えた。
しばらくして母ひとりでゴウに戻った。しばらくして「かあちゃん!」と弟が泣いて母をさがしていた。母ふたたび外に出て弟を連れて行った。どう言い含めて弟をおいてきたかわからない。弟はもう来なかった。
長男は家を継ぐため、どの家でも大切にされた。母は長男だけは死なせないと決めたのだろう。あるとき「おまえの体を木に縛って海に流そうか」と言った。流れて鹿児島につかんだろうか。
その男性は、兄弟が亡くなっているかもわからない。どこかで生きているかもわからない。自分の名前も家族の顔もわからない。
家族をさがしている人のDNA鑑定ができる仕組みができないかと提案された。