日別アーカイブ: 2014年11月1日

宇部は宝くじ聖地

つい先日、オータムジャンボ宝くじ「3億円」が、大当たりレジェンドを更新している井筒屋そばの売り場から出た。
昨日、自宅近くで1年まえにジャンボの一等が出た売り場で「ロト6」1億円が出た。
まさに宇部市は宝くじ聖地となった。
つぎは、昨年末に7億円が出た阿知須の番かもわからない。

きょうは午前中に250キロ走った。山口・萩・長門・美祢から下関。さすがに疲れて、農園で缶を2本飲んで2時間寝た。明日は早朝5時から走る予定がある。

土曜日の楽しみは、山口から萩まで(8時から9時)まで聴くラジオ文芸館(短編小説の朗読)きょうは「本番スタート」
映画の撮影現場で小道具づくりで働く年輩の男が主人公。
若い俳優や監督から、小道具について叱りつけられながらの毎日。働く姿は、家族には見せられないと常々思っていた。
作品を聴きおえてふたつのことが心にわいた。
わたしの映画は、俳優が演じるストーリーばかりを観て良し悪しを感じていた。けれども小道具、大道具などスペシャリストの裏方があればこその名作だとわかった。

幸せいっぱいの主人公の作品があるのだろうか。
どこかで挫折したり、大きな困難に立ち向かうのが主人公。
そのなかで活路を見いだすストーリーが、わたしに勇気をあたえてくれる。
つまり、私は私の人生物語の主人公であり、一生懸命に生きなければならないと思った。

付録
宇部市は石炭で栄えた。小学生の頃は市の人口20万人以上。高校生の頃はすべて閉山して14万人ぐらい。栄華をきわめた炭鉱住宅(炭住)近くに、当時の芝居小屋が映画館(見初映劇)になり細々とやっていた。
部分カラー映画は、エロ映画のそのときだけ総天然色になる。他はモノクロ映像。
高校生に見られないように作業服を着て何度か社会見学をした。
芝居小屋の観客席にはだるまストーブがあり、酒を飲みながらおじさんたちがスルメを焼いて映画をみる「ええ乳せちょる!」とかけ声がかかる。
女性が子供を連れて入場していた。映画のタイトルは覚えている「いそぎんちゃく」カラー映像場面になったとき子供が声をあげた「母ちゃん、なんしよるんかね?」観客は母ちゃんの返事を待った「寝よってそ」大爆笑になったよき昭和。