日別アーカイブ: 2014年11月9日

母の機嫌がよく安心

4時半、小雨のなかを犬の散歩中に暗闇をひとすじ明るく照らして正志が来た。すでに洗面と食事は済ませていたので、散歩を済ませて周南市方面のお客さま宅を教えるスタートをした。
防府西ICまで高速道路移動。そこまでは先週日曜日に案内済み。そこをスタート地点にして国道2号線で椿峠を越えて周南市入りした。
まだ暗い住宅街の曲がり角の目印などを丁寧に教えた。
毎年11月、土曜日と日曜日を利用して家内と別府に行く。土日の配達は、お客さまにお願いして金曜日に済ませるか、1週お休みにしていただいた。つまり、その一泊で正志の負担は犬の世話ぐらいにしていた。
今回は、今週金曜日の朝から日曜日の夕方ま2泊で私ら夫婦は農園をあける。半年前に「いずれは正志がやる仕事だから」と計画を伝えた。
配達先を覚える正志も真剣。くわえて農園の仕事が円滑におわる段取りづくりもある。
わたしにすれば、金曜日と土曜日、日曜日の配達はさほど疲れない。月曜日から木曜日までは配達先の数と走行距離が、わたしの体力ほぼ限界になっている。それに比べたら。

正志に連日教えながら反省していることがある。
わたしが頑張り過ぎたこと。
配達が増えても、スタートを早め、帰りをどんどんおくらせ、休憩もとらない仕事をしていることが「良いこと」と錯覚していた反省である。
あとに続く者には驚くぐらいのボリュームになっている。つまり無理を強いることになっていた。
どこかで「もう限界」と手をあげて、人や車の補充を考えさせていたらよかった。
帰りは全線高速道路を使い9時前に農園に戻った。連日、余計に運転しているので腰が重たく、頭がぼんやりしていたが気をとりなおして母のもとに行った。
病院に着くと気が重くなり待合室の椅子に座る。母が「帰りたい」と哀願する場面がたまらない。
きょうは機嫌がよく「忙しいのによく来たね」と笑顔でむかえてくれた。会話が弾み「あんたがうまれたとき2500グラムで保育器に入れるかどうか医者が心配したけれど大きくなった」と、知らなかったことを話してくれた。
昼から布団を出して2時間寝た。