日別アーカイブ: 2014年12月1日

きょうから師走

14日の投票には行く。
きょう午後からラジオで党首討論を聴きながら配達をした。
安倍総裁は、東芝が国内に工場建設をはじめたとか、いわゆる大企業の好景気ぶりは政策の結果であるというような口調に終始した。わたしには、そのことがとても腑に落ちない。次代を背負ってたつ若者や子供たちに、税金でわたしがのこせるならば増税は受け入れなければならないと思っている。
しかし、国民の安心と安全の集団的自衛権を唱えるならば拉致問題こそ国家の威信をかけてやるべき課題になる。それからいまだにあえいでおられる東北の人の生活も議論のテーブルにのぼらない。経済優先で人情がない。
金沢市長選だったか。当選した現職を推したのは共産党以外の政策が異なる全部の党。この市長は政策の軸足をどこにおくのか。こんな選挙はまったく意味がない。日本はおかしな国になった。
山口市内のスーパーマーケットに納品して、ガードマンさんと立ち話をした。わたしが尋ねたいことがあった。
新聞の片隅に、高齢者がわずかな金額の食料品を万引きしたと、氏名・年齢に住所まで載せる。一方、警察官や教員の事件は穏便な扱いで不公平だと思っている。
その高齢者の万引きを尋ねた。ほぼ毎日パトカーが来て連れて行くらしい。腹が減ってソーセージをポケットに入れたような人は少ない。財布には買える以上の現金を持っていてもやるらしい。いろいろ具体的な話を聞いて、結論の出ない気持ちになった。
きょうから配達することになった山あいのお宅に、気性の荒い甲斐犬がつながれていた。猟をされてはいないが、すきをついて放れたら山にわけいりイノシンやタヌキをしとめるらしい。この犬とは仲良くなれない。