日別アーカイブ: 2014年12月13日

Eテレがおもしろい

土曜日、早朝の萩から長門に美祢コースは、この時期から春まで運転に神経を使う。先週は積雪と凍結の難所「雲雀峠」の下り坂をノーマルタイヤで無謀な走りをした「まだ大丈夫」という根拠のない思い込みの失敗。よく無事に凍結の下り坂を走れたと背筋がゾッとする。翌日の日曜日にブリザックを装着した。
今朝は凍結や積雪の心配より強風を案じた。萩から長門に向かう山陰高速道路(1部区間開通・無料)は、橋梁が山あいを結び、地上から相当高所の橋は日本海からの季節風が唸る。うっかりすると、その強風にハンドルをとられて車線をはみ出す。
長門までの道はもともと険しい山間ルートだったが、冬場の凍結やカーブの連続で事故が多発した。それで高速道路が部分開通して利便をはかっている。気温がプラス1度だったので、強風を避けて旧道を走った「鎖峠」は風当たりはないので、凍結に注意して越えた。以前は雪道や凍結も恐くなかったが、2年前のスリップ横転事故以来とても慎重になった。
最近「Eテレ」を録画することが多くなった。先日は高校生「アフリカの歴史」講座をみた。
イギリス反映の裏に奴隷があったこと。アメリカのジャズにブルースもアフリカが原点。サンパウロの掃除に参加したとき、保存されている薄暗い奴隷市場の石の壁はまだ覚えている。
そのアフリカ歴史のなかで、わたしの母が買い与えてくれた本のなかに「リビングストン」があり、探検家としてビクトリア瀑布を発見した偉業が書かれていた。
そのリビングストンを「Eテレ」が教えてくれた。瀑布はもともと現地人がつけた名前があること。
もうひとつは、キリスト教布教は、もともと現地に根づいている信仰を、野蛮な信仰と決めつけてキリスト教のほうがよい。という上から目線だった。
この「布教」の押さえかたにわたしは「得心」した。宗教が引き起こす戦いの歴史。巷で布教活動もさかん。
土着の神さん信仰で立派な生き方ができる。