日別アーカイブ: 2014年12月26日

お見舞い二人になる

母を見舞う前、磯村千代子先生に年末ご挨拶をしておこうと訪問の電話をした。
電話に出たのは娘さん(わたしと同じ歳)母は数日前、突然激しい痛みにおそわれ救急搬送されたた。検査の結果はよくない。ぜひ会いに行ってください。私はノロウィルス感染でダウンしています。
とりあえずわたしの母を見舞いに行った。わたしの顔みたら笑顔。相変わらずの様子がありがたい。食べたいものリクエストをするけれど、食べ物は持ち込み禁止だからいい加減な返事しかできない。
磯村先生の病院を訪ねた「身内か」と問われ「はい」の返事で部屋に入れた。痩せほそった先生が「よう来てくれた」と握手。神経痛が悪く、痛くて入院したが楽になってきたから正月には戻れると声はかぼそい。
89歳。薬のせいで記憶が悪く、話したことをノートに書き留めるすべを身につけていた。
教師生活は阿知須小学校6年2組でスタート。毎朝、生徒の机を拭きながら「きょうも頑張ろう」と自らと生徒に気持ちを込めた。その教え子たちが見舞いに来る。きのうは広島からも来た。わたしは幸せ者いね。
わたしは先生の出版を手伝う場面からのご縁。宇部ではじめて学校トイレの掃除を計画したとき、さまざまな理由で校長が拒んだ。教師を退職していても教育のアンテナはある「よし、行こう」と校長を説き伏せた。
宇部掃除がソロプチミストから表彰され、大阪国際ホール?に受賞に行った。時の宇部市長夫人が磯村先生俳句の生徒で、宇部ソロプチの会長で受賞になった。
秋月城や尾道など、先生が行きたい旅行の運転をした。
母の病院と磯村先生の病院は近いので、これからは二人を見舞おうと決めた。