日別アーカイブ: 2014年12月12日

山田まりや哲学

「そうなのか!」と得心したことがあった。
それは、火曜日の午後のラジオ「午後のまりやーじゅ」
週をとおして、山田まりやとアナウンサー道谷眞平。火曜日ゲストは東京女子大 哲学者の黒崎政男。
黒崎先生がまりやにカントを理解させるシリーズ(1回30分)が続いている。そのなかで「植物の緑色の葉は、ほんとうに緑色か」と哲学が始まった。わたしは聞きながら「カントはたいしたことはない。当たり前のこと」と聞いていた。哲学者は、ならば動物や昆虫から見ても葉は緑色なのだろうか。山田まりやも私も「?」
次の週、まりやちゃんに理解させようと頭をしぼった道谷アナウンサーがこう言った。
これまで存在が無いと思われたものが、電子顕微鏡の登場で存在が見つかり「ある」になる。
そうなると「緑色」はほんとうに緑色かどうかはわからない。
霊魂が見えるモノが開発されたら、それまで見えなかった肉親が自分の側に寄り添っている。こんなこともあるかもわからない。
わたしの理解力では、自分が見えている。信じているモノは、案外ちがっている。他人の考えと自分がちがうとき、自分を肯定したくなるクセこそが私の器を小さくしている。それを得心した。
正志が走ってくれる金曜日。7時前に正志は出た。
ゆっくり食事を済ませて、コーヒー飲みながらタブレットで新聞にゆっくり目をとおした。犬も時間をたっぷりかけて3頭を歩かせた。朝、ゆっくりできることは幸せ。
私の散歩コースを約1時間歩いた。あたたまりマフラーや上着は手にして歩いた。
霜降り山の温泉「上の湯」に行き、温度が二種類あるなかで、ぬるい湯にしっかりつかった。
それから母のようすをうかがいに病院。母は四人部屋の窓際。快晴ならば国東半島から佐多岬まで見渡せるオーシャンビュー。朝食を済ませて四人部屋はみなさん熟睡中。母も窓から陽射しをうけて放心状態の眠りにおちていた。身体を揺すっても眠りから戻ってこない。椅子に座り揺り動かし続けてやっと半分目をあけた。わたしが来たことはわかっても、それより眠たいらしい。短時間で部屋をあとにした。
農園にもどったらお昼。缶ビール2本で昼ごはん。布団を敷いて本格的な昼寝が1時間。気持ちも身体も休まった金曜日になった。