日別アーカイブ: 2015年1月28日

勝負をわける心理戦

八幡宮の参拝をおえて、水曜日の最初の配達は今村夫妻宅。
月曜日のラジオ番組「競技かるた」が話題になった。
名門かるた強豪高校が劣勢に追い込まれたとき、試合を見守る部員が「私たちは○○高校だ」と小さくつぶやいた。相手の心が乱れて勝負の空気が変わった場面が番組で紹介された。

美智子奥さまもカルタクィーン時代、現在もかるた名人との名勝負。その最後の場面で名人が小さい声でなにやらつぶやいた。そのつぶやきに平常心が乱れて負けた思い出があると話された。
専修大学野球監督をされたご主人も、ここ一番の場面でコーチボックスから相手バッターの心がさわぐような一声、たとえば次の投球について声を出す。応援席からも「がんばれ」ではなく、相手チームが「?」と思うような声援で一瞬構えを揺さぶる。
野村監督のぼやきは試合の空気を変えた。とぼやき肯定をご主人がされてよい勉強をした。

まさに心理戦も勝つための条件のひとつになる。

その心理戦。イスラム国人質。事件が報じられたとき「自己責任」と日記に記した。今もわたしはそう思う。
無事に解放されたほうが勿論よいが、そのことで日本政府が、危険地域と知りつつ自分の目的を果たす(ビジネス)ため赴いた人に労力をはらわなければならないのかが私には理解できない。
マスコミも、なぜそうなったかのほうを報じる責任が大切だと思う。
時差でシリアやヨルダンで動きが出るのは日本の深夜になる。日本国民にとり大切な国会開会中でもあり政府関係者の疲れが心配になる。