日別アーカイブ: 2015年4月8日

目に見えにくい真実

昨夜のプライムニュースに河村建夫代議士が出演され、日韓関係について穏やかに話された。穏やかでないとほぐれない。
水曜日の八幡さま参拝は宮司と鉢合わせ。選挙談義になった。宮司の分析力恐るべし。

菊川画廊から備前焼展覧会のご案内はがきをいただいた。今村ご主人は陶芸作品を熱心に制作されているから展覧会をご紹介した。画廊で絵画にまで菊川さんと話題が盛り上がったと嬉しく聞いた。
例えば江戸時代の絵画を鑑賞するとき、描かれた当時の室内(屋外)の明るさを想定して、それに展示空間の照明を近づけて作品を鑑賞するとより本物になる。
つまり「はっきり見えたほうがよい」にはならない。備前焼もたくさんの光量で見せたらよいわけではなく、作家が制作した部屋の明るさが適切だろうと今朝の話題になった。
わたしも画面で見えたら。目で見えたらそれが真実とは思わないほうがよい。そう考えるクセを持ちたいと思っている。
尊敬している金光教の教師(80歳)は、岡山県の田舎に初代(親)が建てた小さい教会でご神勤されている。あるとき長男が、取り壊して新しく建築するプランを話した。親孝行のつもりで。すると「親父が激怒した」と長男がわたしに語った。
その激怒した理由は、借家で布教していた初代は教会造営の願いはあるが資金がない。けれども、今できることから始めた。土壁の中に編む竹をしばる縄(こまい)を夜中につくり始めた。その初代の願いが随所に込められている教会は、確かに古くなり見栄えもよくないが値うちはある。
そんな話を昔聞いたことを思い出した。
報道写真や活字も、発信する側が意図的に切り取ったものがたくさんある。
見えている背景に目を凝らすことが要るように感じている。
日曜日の萩〜農園歩き旅。土曜日の宿を予約したが、日曜日の傘マークが大きくなってきた。キャンセルは当日でもよいとフロント。
日曜日の不在者投票には配達終えて済ませて戻った。