日別アーカイブ: 2015年4月30日

信仰の力を感じた

ギタリストの村治佳織「長崎・五島の教会を行く」サブタイトル(祈りと絆の島にて)60分番組が昨夜のNHKであり予約録画した。3時に起きて再生した。
秀吉のキリスト教弾圧から、自らの信仰を貫くため辺境の五島列島に移り住んだ人々を以前から畏敬の念をいだいていた。
わたしが当事者だったら迫害を受けるなら即やめます。ごめんなさい。
けれども生きるには過酷な離島に移り住み信仰を続けた。食べることよりそれが優先された。けれども島民からも迫害を受けたくさんの殉教者が出た。踏み絵を踏んでも、マリア観音像もつくり信仰の灯は消えなかった。
迫害の歴史から250年あと、ヨーロッパでは日本のキリスト教は絶滅したと思われていた。宣教師が五島を訪れたときマリア様を拝ませてくださいと島民が集まった。それから各集落に舟大工の手により教会が建てられ、いま世界遺産にエントリーしている。迫害の歴史は「許す」で遺恨はない。
イスラム教とキリスト教の戦いがいまも止まない。彼らは信仰の衣をまとった過激な戦闘集団に見える。わたしには。隠れキリシタンの「許す」こそ信仰の真髄。
五島列島の海や教会、島民と向き合いギターを弾く彼女は素敵だった。
6時半に木曜日を走り出し、下関市内から美祢市、長門市の大谷山荘まで走りさきほど農園に戻った。
明日は、昨年11月ぶりに金曜日の山口市・防府市から周南市を正志の応援で走る。