日別アーカイブ: 2015年4月20日

百穀の雨

NHKスペシャル戦後70年「日本の象徴 日本人と象徴天皇」がシリーズで放送され録画している(1回・2回まだ続く)
連合国が、戦争犯罪人を裁いた、極東国際軍事裁判を開廷するまえ、天皇を裁判にかけるか否かを戦勝国が審議した。当然責任を負わせるというおおかたの意見を、日本統治の最高責任者マッカーサーが反対した。天皇を極刑にすれば日本国民を統治することが不可能になる国柄。が理由。
戦争で国力が疲弊し食べ物に事欠くときGHQは天皇に国民を励ます行動を要求した。
例えば、常磐炭田の採掘が天皇ご巡行の翌月から倍ちかくになったことは知っていたが、それは進駐軍の統治(食料自給・国力増強政策)のひとつだったことは初めて知った。
それまでは「神」とされ天皇を見ることがなかった国民に、戦後復興の激励に全国行脚をされた。スタートはGHQから押されたが、あとは天皇のご意思で津々浦々ご巡行され、戦後の復興が飛躍的にすすんだことを番組で理解できた。
戦後70年、激戦地の島々を最近では慰霊され、東北や阪神の震災被災地を訪れで被災者に寄り添われる天皇に国民は困難に立ち向かう勇気がでる。
今朝、録画を半分みてのわたしの理解。
「よしの」で天皇談義のとき、日本はいざというときは天皇でまとまる「国」で意見一致したことも記憶にある。
昨夜から豪雨。今朝は雨具は完全装備で出たが、激しい雨にはあわなかったが寒い月曜日だった。
この雨を百穀を育てる穀雨というらしい。水田を潤し、田んぼの水がぬるみ川にそそぎホタルが舞いはじめ自然のいとなみ。