13冊もの山本一力


5時までに食事をすませて、6時まで草刈り。早朝とはいえ汗がながれた。シャワーで着替え短い時間ではあるが本をひらいた。読みたくてたまらない。
11時まえの木曜日定刻、寿司割烹「浪花」に着いた。店主の荒川さんが「どうぞ」と重い紙袋をくださった。全部が山本一力。すぐに買えない幸せをいただいた。魚の街下関で毎日カウンター越しに握りながら、さまざまな客と会話にベルトをかける大将の魅力のひとつが読書だと推察した。
頂戴した13冊のなかに…けさも、江戸・深川に鮨職人、新吉の研ぐ小気味いい米の音がする。「銀しゃり」をみつけた。
沖縄慰霊のきょう、石垣島と沖縄本島のあいだを中国軍艦11隻が通過した。つよい憤りを感じている。