ローマは一日にして滅ばず


木曜日配達の最初は、小月のレストラン「うさぎ」8時半。若い料理人ふたりがいつも下ごしらえを無言でしている。前日のディナーが遅かったので睡眠は少ないが、忙しいほうがよいと言う。ひまな仕事のつらさを体験したから言える言葉。
最後は美祢「よしの」が4時ごろ。夫婦でお店の掃除をされている。夫婦はわたしの到着を待って有線放送をながす。ラジオ体操チャンネルがある。運転で疲れた腰が楽になる。お茶をいただき読書家の主にいろいろ質問をする。
きょうはローマが滅びた歴史を学んだ。読書家の意見が添えられ、外国人の労働に依存する日本はローマの歴史を繰り返す。配達のなかでわたしは学習する。