西君の命日


3時におきて朝食と弁当づくり。4時に犬が顔をあげたのはウンチのサイン。軽いから小脇に抱えて外に出た。地面におろしたと同時に下痢をまきちらした。外気は氷点下4度だった。
川岸の桜にペットボトルをしばり榊を供えて笑顔の西君に語りかけた。今朝は犬がひと口も肉を食べない「なんとかしてくれ西君」で結んだ。二拍手は西君が聞いてくれたと思うほど川面に反響した。配達に出るわたしに泣く犬はつらい。お昼まえに家内から「食べました」と連絡を受けた。
豪華な生花が広島のお客様から宅配された「おいしい卵をありがとう」と西君にメッセージが添えられていた。自宅に咲いた水仙と榊を墓前に供え、生花は八幡さまに届けた。きょうは特に西君の笑顔の思い出が鮮やかだった。