オオカミばあちゃん


早朝草刈りの汗をながし、着替えて母にあいに向かった。病院の近くに磯村千代子先生のお宅があるから卵をさげて訪問した。
岐波の海岸散歩から戻られたところで、シャツと半ズボン姿で迎えていただいた。84歳、足も腕も細くなられたが声はいつもの宇部弁が元気。
人生の最後に平和を祈って出版するんよ。この「人生の最後に」を何回聞いたことか。先生はオオカミばあちゃんじゃねぇ!と大笑い。猫が傍で寝ている「この猫はおとうさん(長女の養子)が亡くなる数年前に生まれたばかりを拾ってきた。葬儀のとき棺に飛び込んだ。毎朝5時に仏壇でお経をあげるときは必ず傍にくるんよ」ラメールにコーヒーを飲みに行こうと誘ったら「今度」いつもお洒落な帽子姿だから、この格好ではね。と解釈した。
母は窓から周防灘が眺められるけど景色に関心はなく「なにを持ってきたかね」とプリンを喜んで食べてくれた。
きのうから合計10時間草刈りをした。ハンマーナイフという強力な300CCエンジンの機械で10リットルのガソリンを消費した。きれいになった。