お客さまは先生


カルタクィーン(今村夫妻)が寒くてもそろってわたしを待ってくださる。百人一首のコミック本「ちはやふる」に奥さま登場でおお喜び。きょうは専修大学野球部監督をされたご主人に尋ねたいことを用意していた「体罰は悪いですか」「悪くない」と即答。けっこう殴ったらしい。それは寝坊で練習に遅れたというたぐいで、気合いを入れなくてはダメ。試合に負けたらボクも含めて全体責任で、そのメニューはあった。
酒・焼酎にワイン。ついでにジャズは酒屋の井上さん。料理は料理研究家が肩書きの竹内先生。薬は薬剤師の安藤先生。なんでも質問可能な美容室の平島先生。水曜日だけでもアンテナを張りさえすれば先生はいる。
石原莞爾(かんじ)は関東軍の軍人で満州事変を起こした。大東亜戦争の要所要所に石原が登場した。つまり陸軍に石原莞爾がおらねば戦死者の数は少なかったとわたしは思っていたが、ある記事で石原が亡くなる昭和24年に「武器なき日本は、世界にさきがけて最高文明社会を建設し、身をもって人類史を恒久平和世界に導くべき天命を拝受した」と書きしるしたらしい。バリバリの軍人が平和を言う。そして安倍晋三首相の富国強兵ムードのなか、明日は歴史にあかるい読書家うどん屋のよしの(美祢市)で石原莞爾講釈を拝聴したい。楽しみ。