お湿りは少し

8月のテレビ放送は戦争をテーマに番組が構成され、戦争の恐怖や飢えを知らないわたしには「知りたい」という気持ちがおきる。
日本全土が空襲にみまわれた。焦土のなかでたくさんの国民が犠牲になった。火傷や怪我で身体におおきな傷を受けた人たちに国はなんらの手当てもしていないことをNHKテレビで知った。軍属で負傷されたり命をおとされた方には国が支援をしている。空襲で負傷され、その後の人生を苦しく生きるたちが全国組織をつくり国に陳情を続けているが道のりは遠い。わたしは驚いた。
困っている人が声をあげ、たくさんの署名を集めて国会議員に組織に名を連ねてもらい、省庁にお百度を踏まなければならない現実は間違っている。
まことの政治は、省庁や政治家が困っている人を探し出して、寄り添っていくことではなかろうか。いまの政治家や役人のありようは間違っている。
金曜日は周南。予報ほどの雨ななかったが曇りで夕方の農園は31度。この気温でも涼しく感じた。