ジメジメした1日

朝6時。気温20度。雨、時々大雨。採卵を少し済ませたころ、昨日から心配していたFさんが6時半前に出勤。

ただ顔つきは世界中の不幸を自分が一人で背負っているような暗い表情。明るく声をかけたが会話も重く、これも彼の個性と思いアレコレ言わずに出発した。

夏至に向かって朝の点灯時間を遅くしているのと、鶏の体力も落ちてくるため産卵時間は遅めである。各鶏舎を「まだか。まだか。」と鶏を追いかけながら採卵する午前中。まして今日は雨。言葉数少ないFさんが、農園内でのリズムをよく理解しているからこそ、ひとり気持ちが追い込まれるのが心配。

今日は細かい指示は電話でしようと思い、配達中「2回目の採卵が終わったら電話で報告して下さい」とショートメールしておいた。

伝えたかったことは、わずかだが、出掛けに忙しそうな顔で指示すると余計に緊張感が増すと感じたら。

9時前ごろ彼から電話があり、気持ちを落ち着けて3つのことをお願いした。電話では一方的になりがちだが午前中の作業を一人でこなしてくれ安心した。

梅雨時期、雨や蒸し暑さのせいで何かとイライラすることが多いが、一日の営みを終えることができた・・・が。夕食前、家内にイライラをぶつけて反省している。

みなさん、雨の中お疲れさまでした。

あだちまさし。