長い一日は充実


3時前から「朝までテレビ」が終わる4時半ごろまで寝床に正座して観たのは田母神発言についての議論だった。小田実が写す視点によって(機動隊側から写す学生・学生側から写す機動隊)事実が異なるというような自説を週刊プレイボーイに書いていた。わたしはヌードをみたくて買ったけれど。
日本人として近代史を日本人側からさがしていく・・・つまり学校では満州など教えてくれないから。その努力をすることが大切なように思えている。
午後からセミナーパークで古川薫先生の「世界の称賛を浴びた乃木希典の武士道」講演90分。満席のなかで拝聴させていただき、ますます近代史を知りたくなった。マッカーサー将軍が日本を去る前日、乃木旧邸にアメリカハナミズキを手植えしており、いまそれは巨木になっていると話された。水師営の会見から手植えまでのドラマが講演の背骨であり、最後にわたしは感激の涙がでた。
ながい一日だったけれど、なにを学ばなければならないか少しわかりかけてきた。来月14日は長府、乃木神社を中心に3時間ほどガイドを頼んで散策する。