1日寒かった


5時。冷たい雨がふっていた。健太は朝ご飯のあとはフェンスで囲まれた外の小屋につないでいれる。雨足が強く健太は小屋にはいったので鎖につながなかった。
ところがフェンスの下を掘り逃げ出した。それを知らないわたしは真っ暗な農園で採卵していた。突然白い動物が目の前を疾走して驚いた。健太の暴走には「座れ!」でよい。
配達先では年齢も職業も考え方もわたしとは異なる人と気持ちよく受け渡しをすることに気をつけている。なかには会話のベルトがかかりにくく苦手に感じる人もある。
きょうも会話が不発におわった人があり、はじめてよく会話ができたご老人があり、配達はなかなかやりがいを感じる。