日別アーカイブ: 2014年6月6日

金曜日がおわり

6月3日から、毎日新聞で「いま靖国から(戦後70年に向けて)」の連載がはじまった。熟読したい。

きょうはフランス海岸線ノルマンディに連合国軍が上陸した日。先日から4夜連続でフランスが制作した記録映像がBSで放映され録画して観た。

当時、フランス10代の女性が「レジスタンス(人民の抵抗運動)」として、おもに情報収集(スパイ)をやりましたと証言された場面が印象的だった。海岸線にドイツ軍が構築する要塞の工事にたずさわる労働者にちかより、雑談の中からあらゆる情報を得て味方に知らせ、二重スパイを見つけたら殺しました。
上陸作戦は市民の緻密な情報に裏付けされて成し遂げられた。

ポーランドではパルチザンと呼ばれる市民が銃をとり蜂起し自国のまもりに就いた。
ベトナムではゲリラとよばれた農民が銃で抵抗した。

特にヨーロッパのように隣国との戦いで、国土・国民をまもる意識はたかく、日本は他国から侵略を受けて国土が戦場になった歴史は極めて少なく戦いは局地的。平和は周囲の海洋がまもってくれた。けれども、日本全土を射程範囲にする他国のミサイル。音速で飛来する戦闘機の時代になり、想定外では許されない緊張感のなかで平和を維持する仕組みと意識が求められるように思う。

金曜日のウォーキングは、山口市平川の大型商業施設のパーキング。
何年も同じ曜日。同じ時間を歩くと、ほぼ同じ朝の風景にであう。今朝も、ワンワン銀行から引き受けた2歳の雑種犬を訓練する老人と会話。投げたボールを全速力で追い、口にくわえて全速力で戻ってくる。しばらく雑談。
自販機のコーヒーを飲みながらタバコをくわえ、スマートホンをさわる若い女性もご常連。
清掃会社のみなさんとも挨拶する関係になった。