日別アーカイブ: 2015年2月21日

酒とチョコとカワウソ

晩酌から寝酒まで。酒を飲まない日は一度もない。何年か前、休肝日が大切と思い酒を断った夜。疲れているのに眠れない。深夜に肝臓より寝不足が心配になり、ウィスキーをストレートであおったらすぐ寝つけた。アルコール依存に間違いはない。そのわたしに悩み?ができた。
昔、内蒙古自治区の旅をした。貧困のなかで生きる人々を実際にみた。ある集落で汚れた服の男の子が笑顔で近づいてきた。バックから飴をひと袋出して与えた。男の子は袋を持って走り去った。
わたしをガイドしていた中国人が叱った。あの男の子が食べた飴の味は、ここでは一生味わえないもの。その味を与えたあなたは悪いと。
立春朝搾り。生酒を井上酒店が早朝の岩国に行き、予約限定の本数を宇部に持ち帰り、その日の夕方、その1本(4合)を刺身で味わった。なんともうまく1本飲んでしまった。
あの味が酒の基準になり、毎晩酒の味が物足りない。もちろんお金を払えばもっとうまい酒はある。けれども晩酌の酒は安いことが条件になる。いつも味わえない酒を飲んでしまった。
昨夜、藤野先生(高校数学教師)が「手に入りましたから冷やしてどうぞ」と冷えた4合ビンをくださった。
酒の銘柄は「超・王祿(おうろく)」わたしの母の故郷、出雲の酒蔵が手塩にかけたイッピンらしい。拝受。
あすの晩酌でいただこう。けれども、また味覚の基準があがると困ることも悩み。
昨夜、加奈ちゃんの「倍返しチョコ」をかじりながらウィスキーで新聞を隅々まで読んでいたら、愛知学院大心身科学部長の肩書き教授が、チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」が高血圧改善に効果があると紙面で述べておられた。しかも、毎日25グラム(150キロカロリー)約1ヶ月で効果が出る。
きょう28枚入りブラックチョコレートひと箱買った。毎朝のコーヒーにそえて実験。
美祢市の獣医さんに立ちよった「この地域にカワウソはおるかね」と唐突に聞いた「あんたも見たかね!」獣医の父親が3年前に川で見たと言うたが、間違いだろうと「それかね」と聞き流していた。お宅を聞いたら、農園の川上約10キロの場所。つまり同じ水系になる。
最近は美祢市でもアライグマやハクビシンの目撃情報がある。昔は子供が山や川で遊んでおり情報量が多かったが最近は、川や山を見る人が少ない。
農園横の川にはカワウソがいると確信した。