ええかげんに生きる


午後から軽トラ2台が来た「鶏糞もらうで」その2台ともわたしには誰かわからない。けれどもビニール袋で積み上げた鶏糞の山が小さくなることは助かる。何日の何時に何台で行きます。と言わないことは、ああ取って帰り。とだけ返事をすればよい楽な、自然体の関係だと感じた。
内蒙古を旅したときも、時間やスケジュールはすべてアバウトで、例えば8時15分に会いましょうと約束するより楽だった。遅れる相手も、遅れたわたしも責められない。ふだん厳格に生きることが立派という尺度は少々窮屈な尺度かもわからないと思った。