奥さまから手を握られ


水曜の配達に出て船木。肥満気味のラブラドールを撫でながら奥さまと世間話。それが生き方のような方向になったのは奥さまの関係者が病んでおられたから。神様に話題がひろがりわたしはうちあけた。
金光さんの信心していたけれど、信心の壁にあたり挫折していますと。奥さまは目に涙をためてわたしの手を握り、わたしも同じ悩みです。両親が金光さんを信心して、それは貧乏な家計をやりくりして教会にお供えした姿を覚えている。悩みを神さまに解決してもらいたいが年金生活では家計は楽ではない。信心はお金が要るのでしょうかと問いかけられた。
菊川画廊を久しぶりに訪れた。菊川さんのご信心や松月院の末次ご住職の近況も知りたかった。むかし画廊で主と住職とわたしで翌朝まで飲み語った。そのとき住職は酒は一滴ものまずにわたしどもにつきあい。朝は4時半につく鐘で一睡もされなかった。つまり酔っぱらいに夜明けまでつきあわれた姿勢をきょう知った。近々そのお詫びかたがた信心話しを聞きに行こうと決めた。