むし暑い火曜日


5時までに食器洗いや犬の世話をすませて気合いをいれて草刈りをはじめた。7時までシャツもズボンも汗で濡れたが、炎天下の2時間に比べたら早朝は楽。シャワーで着替えてゲゲゲの女房を観てから火曜日の配達をスタートした。
県庁に通じるパークロードでは逆走してきた車と正面から向き合いひやりとした。
冬の駅で寒いからドアに近い男性に「戸をしめてくださいませんか」と声をかけたが無視され嫌な気持ちになった。数日して、もしやあのかたは耳がご不自由だったのではと思い直した。白髪のおばあさんが6個のタマゴを受け取る玄関でいわれた。そうかも知れませんねとわたしは答えた。
言葉の先の相手には関係なく、ながいあいだその場面を記憶にとどめて、精一杯の心くばりで生きていこうと歩まれているお気持ちに、わたしもそうなりたいと思った。配達で学ぶことがたくさんある。
夕方農園の橋を渡っていたら向こうからハナちゃんがビッコでかけてきた。車からおりて腫れて痛い真っ赤な前足の指に唇をあててみたら、朝より熱が下がっていた。太郎・健太にハッピーもおお喜びでむかえてくれゴールになった。