鳥田金の趙さん


20年ほどまえ、岡山県金光町。金光教ご本部すぐ近くに金光出版を創業し文書布教の拠点をめざした。いまも立派に営業している。
宇部で会議録調製会社を月曜から木曜か金曜までやり、週末は倉敷や福山連泊で出版の仕事をした。よく働きよく遊んだわたしの黄金時代。
新倉敷駅前の焼鳥「鳥田金」の常連客になりオヤジの趙さんとは垣根のない付き合いができた。農園をはじめたとき最初にお祝いに来てくれたのは趙さん夫妻。朝鮮の立派な布団をいただいた。
カヤグム「朝鮮の琴」を演奏する呉明美さんのご実家は下関で朝鮮料理店をされているので、来月演奏をききながら食事をしたいと何度か彼女とメールをかわした。
そのなかで鳥田金を話題にしたら昨夜「驚きました」とメールが返った。明美さんのお父さんもむかし鳥田金に客として行ったという。無性に感激して焼酎を飲み過ぎて栄作さんに迷惑電話を2回もかけた。
きょう趙さんにそのことを電話で伝えた。趙さんは「その明美(ミョンミ)という娘をよろしく頼みます。必ず山口県に遊びに行きます」と喜んでくれた。