五木寛之よかった


午前中は農園で仕事をして、パリッと着替えてセミナーパーク「五木寛之講演会」に向かった。退院直後の糸賀さんは背負ってでも聴講させたかったが、まだ長時間座ることに自信がないようでキャンセル了解。せっかく2名で予約しているので、二番煎じの理由を話して岡本拓也さんを自宅に押し掛けて誘った。
講演は自殺が多い背景を90分語られた。要約すると、兼六園の雪吊りは、雪の重さにしなやかに曲がり雪を落とす枝にはしない。曲がらない太い枝が雪の重みに耐えられない。強く生きなくてよい。悲しいときは声をあげて泣き、つらいときはおおきなため息をつけばよい。泣くことや絶望感を素直に受け入れた人は立ち上がれる。
古川先生、鎌田實先生や毛利博物館館長など著名なかたの講演を無料で拝聴させていただき幸せ。
夕方から天宿に家内と風呂に行った。