報道にいつも涙


ラジオで。毎日給油に何時間もならび、それが徒労におわる日々。きょうも10時間ちかくならび少しのガソリンが給油されたとき、若い従業員が「ならんでいただきありがとうございます」とお礼を言い。その言葉に感動して系列の本社にお礼の電話をしたら、対応されたかたが受話器を持って嗚咽された。待っほうも、待たせる側も必死だったと感じた。
被災地でガソリン泥棒がいると報じた。普賢岳災害のとき、膝まで埋まる火山灰を歩いて立ち入り禁止の住宅地に行ったら、エアコン室外機がほとんど盗られていた。神戸では自動販売機はことごとく壊され、わたしたちは半壊の住宅に夜中に泥棒に入る警備のパトロールをやった。災害発生時には善いことも悪いこともある。
美祢市のスーパーで2時間義援金募集をしたら20万円以上、買い物客から集まったと聞いた。