なぜ人間は死ぬのか

「なぜ人間は死ぬのですか」と幼い女の子が、ラジオ子供科学相談室に疑問をなげかけた。解答者が質問の意図をさぐって会話をつづけるうちに「お父さんが死んだのです・・・」という。防府に向かう車中でラジオのボリュームをあげた。その明快な答えに涙がでた。要約すれば、お父さんとお母さんがいたからあなたが元気に生きているのですね。ということは、お父さんはあなたの身体のなかで生きているとは思いませんか?しばらくやりとりを経て「はい!わかりました。ありがとうございました」と電話が終わった。父親を知らないわたしには、ルーツを考えるおおきなヒントをいただいた気がする。岡本拓也さんから、彼のすばらしいお掃除の感想文が郵送された。何度も読み返して、きょうは風呂場とトイレを徹底的に、納得がいくまで磨きあげた。岡本さん、ありがとうございます。