柿談義の月曜日


配達最初のお宅。わざわざわたしに渋柿をたくさん採って待っておられた。皮をむけば干せるよう枝もついている。ここまでの下ごしらえは時間がかかる。
月曜日は美祢の田舎を走るから、大量の柿をどうすればよいかをばあちゃん達に教えをこうた。ヘタの中心にある芯を抜いて焼酎にサッとつけて、透明ビニール袋にいれて口をしめて縁側で日にあてたら「あわせ柿」になる。その実物をみせてもらい長い時間講演を拝聴した。
農園にもどり干し柿はピーラでつくり、あわせ柿もゴミのビニールふた袋もできた。買えば高くはない品物でも、手間をかけたら金額にはならない。しかし指がつかれた。