大晦日


浪花の荒川さんから鍵山秀三郎先生と、江戸を見てきたような作家 山本一力の対談本「人間力を養う生き方」をお借りした。
昨夜は麦焼酎ちびちびやりながら読んだ。トイレ掃除が対談の柱であるが、わたしが「さすがに一力」と感じたのは、対談のまえに予備知識をあえてとらないで本番にはいる姿勢。多少なりとも掃除道が理解できての対談は、はじめて掃除道に接する読者との温度差になる。公衆トイレを素手で磨く驚きが活字になった。
自作の弁当持参で大晦日の土曜日を走りおえた。農園にもどり掃除をすませて西君の墓参り。笑顔を思い出して泣けた。母も老犬も新しい年が迎えられる。精一杯働くことができた1年にふかく感謝。
農園日記のご縁につながるみなさま、今年もありがとうございます。