佐伯さん7年のご命日


厚狭レインボーは、精神にハンディを持った人たちの福祉作業場。運営資金捻出のバザーを2週間に一度ひらかれ、農園卵も利益がうまれる価格で、もう10年ちかくお手伝いしている。明日がそのバザーでたくさん届けた。わたしを呼ぶ声は、小野田市内のお客さまご主人。消防署勤務だったがここで作業着。自宅で会っても笑顔はなくにらむような目つきが「足立さん」を連発して肩に大きな手をおかれた。これほど笑顔が出る理由は、春に消防署を定年退職されこの施設で毎日ボランティア三昧だとわかった。救急業務で極度の緊張、それから解き放たれて笑顔になられた。
佐伯さん(山口トヨタ下関店工場長・掃除仲間)が早くなくなられて7年になった。
複雑な生い立ちで幼少時代は、長崎県島原市の寺で養育された。亡くなられる少しまえ「よし、島原に連れていこう」と佐伯さん夫妻を乗せて、島原の寺に行った。関係者の墓前をまわりお経をろうろうと唱えられた。
また佐伯さんとお会いできるときがくる。