ばんずますて


東北の震災では、いち早く台湾から多額の義援金が寄せられた報道に驚いた記憶がある。その後、小林よしのり「台湾論」を読んだが、わたしの関心は消化不良だった。河村隆子さんから拝借「この命義に捧ぐ(台湾を救った陸軍中将・根本博の奇跡)」この内容にわたしが知りたかったことがあるように思えて読みたくて仕方がなかった。3時まで草刈をしてシャーワでさっぱりして読み始めた。一気に半分読み終えた。毛沢東と蒋介石が激しく戦った国共内線。そのなかで金門島で蒋介石軍が勝利した背景に、戦後の日本(延岡)から漁船で蒋介石の援助に向かった根本元陸軍中将。それは満州から在留邦人約4万人の帰還に手を貸してくれた蒋介石への「義」。今夜読み終えたい。
出雲弁で「ばんずますて」は「こんばんは」かね?と母に尋ねてみたら「こんばんは、の前つまり夕方の挨拶だ」と解説してくれた。昔の記憶ははっきり。