命は長いほどよいか?


火曜日のスタートは小郡。早く農園を出て駅周辺を40分歩いた。売店で朝刊を買い目をとおした。亡くなると神様のもとに行けるという死生観が浸透しているスエーデンでは「胃ろう」はほとんどやらないらしい。
わたしの親戚が脳卒中で倒れた。意識はもどらないから葬儀の支度を持って向かった。ところが病院では気管切開して延命をやり、心臓がとまると医師が馬乗りになり肋骨をバリバリいわせて心臓マッサージまでやった。島根県の病院に約一週間も滞在した。あの延命治療は患者にはなんの意味もなく、意味を探せば病院が儲かったぐらいのこと。
長く心臓が動くことは幸福ではないと思う。その国民的議論が要るように思う。穏やかに旅立つ手伝いをするほうがよい。
父の日プレゼントに薩摩のこだわり芋焼酎。井上酒店が顔写真入りで宇部日報に掲載されていた。やはり頑固そうな顔にまちがいはない。