腹が立つ


火曜日はサイクルロード空き地に車をとめて、急な坂を15分くだりUターンの40分散歩。10分くだった道端に生まれてまもない子猫が力なく口をあけていた。ここでうまれたとは思えない。これから配達に向かうわたしに救える命ではない。猫の手前で折り返した。小郡のコンビニに配達してトイレを借りようとした。わたしを小走りに追い越してトイレに入った男が「汚い!」と出てきた。ドアをあけたら汚いから使わずに出た。救えない命に悲しい気持ちになることを捨てた人は知らない。トイレを汚して去った人は、あとから使う人の気持ちは知らない。
参議院予算委員会に、福島県浪江町の吉田町長が参考人招致され、原発事故のあと、正確な放射能汚染地域を政府が隠ぺいし、結果的に町民とともに汚染地域に避難した憤りを、声をつまらせて述べた「なんミリシーベルトはただちに害はない」安全な場所にいる人だから言える言葉だとむすばれた。
猫もウンコも原発も、他人の心のいたみがわからない者が多すぎる。
民社党には与党としての品格のかけらもないことがよくわかった。