汚れたアルミ缶


下関から美祢、長門を走りおえた。善意のアルミ缶がどんどん増えた。一番大量の空き缶はあきらかに洗っていない。即座にわたしが洗えばよいと合点できた。以前、鍵山先生ご自宅に泊めていただいた翌朝「空き缶をやりましょう」とうながされ、イエローハット本社周辺の道端に捨てられた空き缶拾いをした。ジュースやビールが残った缶も水洗いしてプレスして汗をかいた。農園にもどりバケツの水で丁寧に洗い逆さまにして干した。
あらためて鍵山先生の捨てたり汚した人を責めずに、だまってぬぐう清々しさを体験できた。