友愛の海どころではない


五木寛之「下山の思想」をまた読み返している。人生を山にたとえたならば、上り続けるのではなく、山を下りなければならない。
わたしの場合、いつまでに成し遂げたいという、若いころの勢いはいまはない。いろいろな体験をして今があり、若いときには見えなかったこと、感じられなかったことがぼんやりわかりはじめた。母親がわたしにそそいでくれた愛情もそうである。山を下りながら人生の道程をたしかめたい。
鳩山総理語録はまとめたほうがよい「国外、最低でも県外!」の言葉は「沖縄を学べば学ぶほど」の一言で幕をひいた。いま緊張の海は「友愛の海」と中国に呼称を提案して無視された。
そのお坊っちゃまは原発反対を叫んでいる。