スリップ事故


農園周辺は朝の冷え込みで、まだノーマルタイヤで慎重に走った。いつもの山道を30分歩いたが凍結はなかった。小郡バイパスからセミナーパークに向かう山陽本線跨線橋をのぼっていたら、下ってくる車がかるいスピンをして尻をふった。思わず少しハンドルをきったとたん、わたしの車が回りはじめた。右側の縁石に当たり、助手席側を下にガラガラ音をあげて回転した。そのわずかな時間思ったことは、跨線橋をこえて山陽本線まで落下したら命はなかろう。シートベルトでしっかり身体は固定され、車は全損だが怪我はなかった。事故現場に一番ちかい岡本拓也さんに連絡がつきすぐに来てくださった。月曜日は店休日の下関トヨタ 江口店長が保険会社、事後処理レッカー、レンタカーの手配をどんどんしていただき、わたしは岡本さんのアドバイスに従い、お昼まえにはレンタカー着いた。すべて保険適用になり同等の車両に交換できる方向にある。
わたしが着くべき時間に届かない卵より、わたしを心配して電話やメールで案じてくださるお客さまに申し訳なくお詫びをした。
どんな最悪の事態になってもしかたがない状況のなかで他人も自分も無事だったことに深い感謝の気持ちしかない。