牧くん頑張れ!


上海に飲食店で勝負に出た牧くん(神戸ボランティアが縁・本格的宮崎弁・腕が太い・独身40数歳)出店して半年過ぎて「撤退した」とメールがきた。原発事故の作業やマグロ船に発破師など危険な仕事で稼いだ金を使い果たしただろうと想像している。早朝や夜でも高速移動でも農園に立ち寄り笑顔をみせてくれていたが、今年は一度も来ない。昨夜消息をメールで尋ねたら「楢葉町や川内村で除染作業をしています」と短い返事があった。宮崎の彼には厳しい東北の冬を元気な心で乗りきり、また農園で酒盛りをやりたい。
1月から居着いている野良猫。物置小屋のワラの中を自宅にしている。早朝わたしが起きて犬の世話を始めたら、霜で冷たい定位置にうずくまりわたしをみつめる。猫が座った場所の霜がとける。だから毎朝、よしのうどんの煮干しやカツオを煮込んであたためて、生卵もひとつ添えて犬より先に食べさせる。次が犬で最後はわたしの順になる。