足るを知る


「桂文珍の演芸図鑑」に今朝も山本一力さんが登場された。文珍師匠の「幸せとは」の問いかけに、しばらく目をとじて「足るを知る。ではないでしょうか」と答えられた。
江戸の庶民が作品に描かれ、例えば餅ひとつをわけて食べ嬉しいと思うか不足に思うか、そんな心もようを文字にされる方の言葉だからわたしは「さすが!」と納得した。欲しがる不足から、いまの自分で幸せ探し。
母の朝食に間に合った。食堂で利用者のみなさんのなかでパン食は母だけ。食べ終わると職員さんから薬の錠剤を5粒もらって飲んだ。部屋でおだやかな会話ができた。
明朝は底冷えの予報。水道の凍結対策をすませた。