木曜がおわった


国会中継のラジオを朝から夕方まで聴きながら木曜を走りおえた。公取委が安売り競争に手をつけるという答弁を林代議士がひきだした。
議会会議録を作成するという前の仕事で苦心したのは役所は前年度比較の予算を組むのに対して、会議録を請け負うには時間単価なのである。つまり会議時間がながくなるか短くなるかは予測はつかない。けれども予算が前提になる。担当者は予算オーバーはできないという考えで値下げを毎年要求してくる。競合他社はそこに安い単価で割り込んでくる。
役所の、利益は罪悪だと言わんばかりの入札で胃が痛む経験をしていた。会議時間が少なく予算が余ったときには3月定例議会の時間数を水増請求して帳尻をあわせ、わが社は前受金処理で次年度に繰り越した。予算を使い切るというこれまでの前例がよくないのである。仕事の質より予算額に対してオーバーしていないかというチェックのお役所仕事が、手抜き工事や水増請求を現金で担当者に戻すという不正の温床になっている。わたしが当時から役所に声をおおきくして言っていたのは「檜の家はプレハブ予算ではできんのじゃ」